よくお参りする岡山の神社とお寺
低価格・高品質・必要十分な機能を備えたホームページ制作サービス「シンプルテイスト」の「STシュライン」は神社専門・神社専用のホームページ制作サービスですが、今回は趣向を少し変えて、シンプルテイストのデザイナー/プログラマーである私がよくお参りする神社とお寺をご紹介いたします。
※ 写真はこの記事のために2025年7月15日に全て撮影したものです。
私はシンプルテイストのデザイナーでもありますが、AEDIという岡山県倉敷市を拠点とするホームページ制作会社・デザイン会社の代表で岡山県倉敷市出身・在住でもあります。ということで以下は私がよくお参りする岡山の神社とお寺のご紹介です。
最上稲荷(最上稲荷山 妙教寺)
最上稲荷は、岡山市北区高松に鎮座する日蓮宗の寺院で、「最上稲荷山 妙教寺」を正式名称とし、伏見稲荷・豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つに数えられます。起源は奈良時代の752年、報恩大師が孝謙天皇の病気平癒を祈願した際、瑞雲に乗って出現した最上位経王大菩薩(最上さま)を感得したことに始まります。戦国時代に一度焼失しますが、1601年に再興され、広く庶民の信仰を集めました。明治期の廃仏毀釈を乗り越え、現在も神仏習合の信仰形態を色濃く残しています。境内には高さ27.5メートルの大鳥居や、最上三神を祀る本殿「霊光殿」(1979年建立)、旧本殿「霊応殿」(1741年再建、市指定重要文化財)などがあります。縁切り・縁結びを同時に祈願できる「縁の末社」や撫で石の信仰も人気です。特に1月の「新春開運大祈願祭」では、三が日だけで約60万人が訪れる岡山県内最大級の行事として知られています。
子供のころから一番よく通ったお寺です。家族、そして友達との初詣、人生の節目の節目節目で今でもよく通わせていただいています。私にとっては特別な場所で、思い出もたくさんあるのですが、言葉でうまく表現することが難しいのですが、何かが違う場所です。数年前まで神社と思っていました。


吉備津神社
吉備津神社は、岡山市北区「吉備の中山」西麓に鎮座する古社で、大吉備津彦命を主祭神とする山陽道屈指の大社です。現在の本殿と拝殿は、室町時代の1425年に足利義満の命により25年をかけて再建されたもので、全国にただ一つの「比翼入母屋造」(吉備津造)として国宝に指定されています。壮麗な本殿から続く約400メートルの廻廊も大きな見どころです。桃太郎伝説の起源とされる温羅(うら)退治の伝承が残されており、その伝承に基づく「鳴釜神事」は、釜の鳴動で吉凶を占う特殊神事として今も行われています。神社に関わる文化財8件は日本遺産「桃太郎伝説」に認定されており、特に健康長寿、学業成就、火難・盗難除けなどのご利益で知られています。2025年には本殿再建600年を迎える予定です。
車だと最上稲荷から意外と近い吉備津神社。弊社が2014年の暮に東京都新宿区から岡山県倉敷市に活動拠点を移してからよく通わさせていただいています。吉備津神社にお参りすれば、吉備津彦神社にも必ずお参りします。授与場内にある元横綱 千代の富士の大きな優勝額を見るのを毎回楽しみにしています。


吉備津彦神社
吉備津彦神社は、岡山市北区「吉備の中山」東麓に鎮座する備前国一宮で、大吉備津彦命を主祭神としています。古くから桃太郎伝説のモデルとして知られ、吉備国の平和と安寧を祈願したと伝えられています。かつては製鉄の神も祀られ、備前刀の聖地としても名を馳せました。ご本殿は夏至の朝日が正面鳥居から差し込むように建てられ、「朝日の宮」とも呼ばれ、県の重要文化財に指定されています。境内には子授け・安産の神である子安神社、日本一の大石燈籠(いずれも市指定重要文化財)などがあり、厄災消除、縁結び、子授け、安産など多彩なご利益があります。2018年には日本遺産「『桃太郎伝説』の生まれたまちおかやま」の構成文化財に選定され、武道や伝承にまつわる多彩な神事も年間を通じて行われています。
吉備津彦神社と吉備津神社は、私にとってふたつでひとつのセットのような存在です。どちらか一方だけを参拝することはほとんどなく、必ず両方にお参りします。境内にある神池では、驚くほどたくさんの亀を見ることができ、鯉やナマズなども泳いでいます。これらの生き物を観察するのが、私の密かな楽しみでもあります。


倉敷浅原山 安養寺
安養寺は、岡山県倉敷市浅原、霊山・福山の麓に位置する高野山真言宗の古刹で、奈良時代末期の782年に報恩大師により開山されました。かつては「朝原千坊」と称されるほど多くの伽藍が立ち並ぶ大寺院として栄え、1135年には堀河・鳥羽・崇徳天皇の願により、毘沙門天像108体が奉納されました。境内には平安期の「兜跋毘沙門天」をはじめとした多くの木造仏像が現存し、重要文化財に指定されています。参道の石段を上ると巨大な毘沙門天像が迎え、足元には怒りを鎮める象徴として「船の碇」が置かれています。多宝塔・羅漢堂・成願堂・鐘楼なども整備されており、「花の寺」としても知られています。特に6月中旬から7月中旬にかけて咲く約300種・2,000株の紫陽花が参拝者の目を楽しませます。さらに七福神巡りや裏山の経塚群など、信仰・歴史・自然が調和する魅力あふれる寺院です。
安養寺は、子どものころから非常に馴染み深いお寺です。裏山の福山は、小学校や子ども会の遠足の場所であり、友達とカブトムシの幼虫を採りに行ったり、下の池で釣りをしたりと、多くの思い出があります。現在でも福山へハイキングに出かけたり、参拝したりと、私にとっては信仰とレクリエーションの両方の場として親しんでいます。



以上が、私がよくお参りしている岡山の神社とお寺のご紹介でした。
今回ご紹介した場所以外にも、私がよく訪れる神社のひとつに、倉敷市酒津にある「青江神社」があります。機会があれば、そちらも改めてご紹介できればと思っております。
※ 各神社やお寺の情報についてはできる限り調べて記載しておりますが、内容に誤りがある場合もあるかもしれません。お気づきの点がございましたら、お手数ですがお問い合わせページよりご連絡いただけますと幸いです。
神社専門・神社専用ホームページ制作サービス「STシュライン」

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